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![]() 途上国へのボランティア活動をしている妻の提案で、風力発電の技術強力にヒマラヤの奥地へ赴いた主人公は、秘境の国の文化や習慣に触れ、そこに暮らす人々に深く惹かれていく。留守宅の妻と十歳の息子とEメールで会話する日々が続き、ある日、息子がひとりでヒマラヤにやってくる・・・・。ひとと環境のかかわりを描き、新しい世界への光を予感させる長編小説。 以上文庫本裏表紙の紹介文より。 久しぶりに長編小説を読みました。 友人に勧められて読んだのですが、とてもおもしろかったです。 なにげなく始まった主人公の行動をきっかけにして、その家族に訪れる日常が変化し、環境・文化・文明・家族・性・子供・辺境・都市・宗教・信仰・教育・・など、様々な事柄に触れながら、物語は多面的に語られていきます。 おもしろかったのは、壮大なストーリー展開によりそれらが描かれるのではなく、あくまで今を生きる私たちの「日常」の延長線上で描かれているところで、読者の心にすっとそれらの内容が入ってきます。 いつもの見慣れた景色が、違う色に染まるような感じがしました。 知らない外国に行ったときのような気持ちになりますよ。 「最近、旅行に行ってないなー」という人に、この文庫本、おすすめです。
by archiplex
| 2008-04-17 01:31
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