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名も無き階段
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名も無き階段

今回はちょっと趣きを変えて階段のお話。
吉祥寺駅を降り井の頭線のガード下をくぐるとジャパレンというレンタカー屋が入っているビルがあるのですが、そこの階段です。
2階には「Roundabout」という雑貨屋(近々紹介しようと思ってます)とゲームソフトのセレクトショップがあり、3階にはカフェが入っていて、それらのお店をこの階段がつないでいます。
仕事柄、いろいろな建物を見ては、しげしげと内装やら納まりを観察し思いを巡らすのですが、こんな階段はちょっと他で見たことがありません。
線路と井の頭通りに挟まれた変形敷地の形状に、半ば強引に階段を押し込んだような形をしています。1階〜2階部分は先に進むほど幅が狭くなり、おまけに微妙なカーブを描いていて、しかも仕上げは赤絨毯。2階〜3階に上がる部分は町家の階段のように細く、踏めばきしむような年代ものの木造階段で、最上部で猫のシッポのようにぐるりと半円を描いて3階の床に到達する作りになっています。それらが写真のように連続していて、来訪者を上階へと誘います。
元々はキャバレーだったようなので、現在の姿は改修を重ねた結果なのでしょうけど、なんとも含蓄があるというかなんというか。何十年という時間の蓄積と、様々な使われ方をされたであろうその姿に迫力すら感じてしまう、と言っては少々大げさですけど、こういう物って作れないですよね。作ろうと思った瞬間に手から離れていってしまう。
物づくりの難しさとおもしろさを感じさせてくれる階段です。今でも現役ってところがまた良いです。

-u-
by archiplex | 2008-02-09 02:23 | 吉祥寺